新しくなったウルスのホームページに突如あらわれたライオン.
そもそもライオンと TeX には古い関係があります.
それは,組版処理ソフトウェア TeX を開発した数学者クヌース(Donald E. Knuth)先生の著書の挿し絵を描かれたイラストレーターのビビイ(Duane Bibby)さんが,ライオンのアイデアを提案したところから始まります.
そして,クヌース先生は "I love books, and lions represent books!" 「私は本が好きですし,ライオンは本を象徴している!」と述べておられます.
詳しくは奥村晴彦先生が運営されている
TeX Q & A [qa:2920] および
TUGboat, Volume 17 (1996), No.4 にあります
Editorial comments の Why does a lion represent TeX?,
または,
CTAN - What's with the Lion?
をご覧下さい.
もちろんウルスも創立当初から TeX による組版・書籍制作を行っているので,TeX とは古い関係です. ホームページの新デザインにライオンを入れるアイデアは社内で毎週行われている週例ミーティングで突然でてきました. そこでいつもお世話になっているイラストレーターのクーコムさんにお願いして,ウルスのイメージに合うオリジナルのライオンを描きおこしていただきました. このライオンとウルスも長い関係がつづくとよいと思っています.
ちなみにクヌース先生の著書に登場するライオンは, TeX Merchandising Project により,ぬいぐるみにもなっています.