小さいけれど力もち.

株式会社ウルス

料金表

(2010 年 5 月 7 日版)

この料金表は,金額の目安となる一覧表です.

実際には,原稿の状態(TeX,Word,テキスト,手書き原稿など)を確認し,依頼内容を詳しくお伺いしてからの見積りとなります.

たとえば,TeX 原稿ならば,著者独自のマクロの完成度によりますし,割組や図表の多いレイアウト,難易度の高い組版指定,表記・用語の統一のほか,索引用語のラベル付け,複雑な数式組みなどの TeX コーディングに付随する編集作業によって,料金が変わります.

クラスファイルが配布されている学会のTex組版も代行しております.オリジナルデータはWord,テキスト形式でも構いません.

組版スタイル変更のコーディング(円/頁)


難易度 1
章題,見出し,表・図説などのみ別書体コーディング
難易度 2
版面・級数・送り・書体すべて変更
数式なし:自然科学系
難易度 3
版面・級数・送り・書体すべて変更
数式少々:自然科学系
難易度 4
版面・級数・送り・書体すべて変更
数式多し:数・理工系
組体裁 〜A5 B5 A4〜 〜A5 B5 A4〜 〜A5 B5 A4〜 〜A5 B5 A4〜
TeX 原稿
1 段組 300〜 400〜 500〜 700〜 800〜 900〜 900〜 1,000〜 1,200〜 1,000〜 1,200〜 1,400〜
2 段組 500〜 600〜 700〜 900〜 1,000〜 1,200〜 1,000〜 1,300〜 1,500〜 1,300〜 1,400〜 1,600〜
表組 +500〜 +500〜 +500〜 +500〜 +700〜 +800〜 +500〜 +700〜 +800〜 +500〜 +700〜 +800〜
Word 原稿*
1 段組 600〜 700〜 800〜 1,000〜 1,100〜 1,200〜 1,400〜 1,500〜 1,700〜 1,800〜 1,900〜 2,000〜
2 段組 800〜 900〜 1,000〜 1,200〜 1,500〜 1,800〜 1,900〜 2,000〜 2,500〜 2,600〜 2,700〜 2,800〜
表組 +500〜 +500〜 +500〜 +500〜 +700〜 +800〜 +500〜 +700〜 +800〜 +500〜 +700〜 +800〜
* プレインテキスト・手書き原稿も含む
難易度 1: 本文サイズ・組体裁を変えずに,見出しのみモリサワ書体に置き換え. 校正刷は初校のみ 1 通.
難易度 2〜4: 仕上がり 200 頁以下のものでは,難易度により,クラスファイル作成料を加算させていただくことがあります. 校正刷は 2 校まで各 1 通.著者の LaTeX 歴により手直しの度合いが変わります.
学術 LaTeX 投稿論文の処理 体裁 B5 A4 備考
クラスファイルなし 欧文 1,300〜 1,500〜 著者によりさまざまな投稿論文がありますので,同一単価で単純に計算できない場合もあります.
和文 1,700〜 2,000〜
クラスファイルあり 欧文 900〜 1,100〜
和文 1,300〜 1,500〜
PS 図版取り込み料 100 円/点,スキャナー加工・画像変更料 500 円〜/点,PS新規作図 2,000 円〜/点

LaTeX クラス(スタイル)ファイルの作成


LaTeX による論文投稿が多い学術誌では,“クラスファイル”を著者に配布するシステムが普及しています. また出版社でも,シリーズものやマニュアルものなど同体裁の書籍の制作に LaTeX を使用するケースが増えています.

“クラスファイル”が完備されていれば,レイアウト体裁から見出しランキングなど構成だてまで,自動的に組み上げることができますので,大幅な時間とコストの節約ができます.

以下は,LaTeX(2e)スタイル(クラス)ファイルを作成した学会誌などの一例です.

組体裁 備考
書籍
(シリーズもの)
1 段組 150,000〜 デザイン,使用書体の種類,組版の難易度などにより料金が変わります.
「クラスファイル利用の手引き」を和文・欧文で支給いたします.
納品後,利用者から改善すべき点を指摘されることがあれば,改訂版作成などのアフターケアを行います.
2 段組 300,000〜
学会誌 欧文 300,000〜
和文 400,000〜

オリジナル原稿からの TeX 編集制作


書籍・雑誌の編集企画・制作(内容編集〜デザイン・レイアウト〜印刷・製本手配〜納本まで)のご相談に応じます. 編集・制作を一括してお引き受けした場合,200 頁以上であればクラスファイル作成料はいただきません. LaTeX コーディング料金は料金表と同等の料金,編集料は別途ご相談となります. ソースデータの処理・整備(数式や不足データ分の新規入力など)は,その度合いに応じて別途請求となります.

LaTeX は,とりわけ,構成が明確でデータ量の多い書籍に威力を発揮します. 著者がパソコンソフトで作成したデータも,各種ツールを前処理として使うことにより,きわめて迅速に組み上げることができます.

図版の作成・修正


専門的な図版やさし絵イラストの作成・修正もおこなっています.

備考
図版加工 500〜/点 難易度や加工の手間により変わります.
新規作図 1,500〜/点
スキャン 500〜/点